パラグアイ代表最多32ゴールを挙げてきたFWサンタクルス [写真]=LatinContent/Getty Images
パラグアイのオリンピアに所属する同国代表FWロケ・サンタクルスが、代表を引退することを発表した。8日付のスペイン紙『マルカ』が報じている。
サンタクルスは11月に行われる2018 FIFAワールドカップ ロシア 南米予選2試合に臨むパラグアイ代表に選出。8日のチーム練習を終えた際に報道陣に向けて、代表引退を表明したという。
同選手は「今回の招集で僕は代表チームを引退することになる。決めるのは難しかったけど、どこかで決意しなければいけなかった。これからはクラブに専念するよ。もう十分だと思える時に引退できることは幸せだ」と、今回のW杯南米予選2試合を最後に、代表を離れることを明かした。
現在35歳のサンタクルスは、オリンピアの下部組織出身で16歳の時にプロデビュー。1999年に初めてヨーロッパへ渡り、バイエルンに移籍した。その後はマンチェスター・C、マラガなど複数のクラブに在籍。今夏、古巣のオリンピアに17年ぶりに復帰していた。
また、パラグアイ代表としてはこれまで111試合に出場。同国史上最多の32ゴールを挙げてきた。2002年の日韓ワールドカップ、2006年のドイツ・ワールドカップ、2010年の南アフリカ・ワールドカップと3大会に出場。南アフリカ大会では決勝トーナメント1回戦では日本代表をPK戦の末に下し、同国史上最高成績であるベスト8進出を果たしていた。
パラグアイ代表はW杯南米予選で10試合を終えて、勝ち点15の7位。10日にホームで8位ペルー代表と、15日に敵地で9位ボリビア代表と対戦する。
By サッカーキング編集部
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