2014年夏まで鳥栖を率いていたユン・ジョンファン氏 [写真]=清原茂樹
Kリーグクラシックの蔚山現代は14日、ユン・ジョンファン監督と契約延長しないことを発表した。
同クラブ公式サイトによると、クラブ側は今シーズン終了後にユン・ジョンファン監督と契約延長について協議を行ったが、合意点を見つけられなかった模様。同監督も海外リーグのオファーを検討しているため、契約延長しないことに合意した。
また、同クラブは「(ユン・ジョンファン)監督の意思を尊重する。より激しさを増すKリーグクラシックで来シーズン優勝争いするために新しい選択をすることにした」と声明を発表。来シーズンに向けて、後任を探し始めていることも併せて伝えている。
現在43歳のユン・ジョンファン氏は現役時代、全北現代など複数のKリーグクラブや、セレッソ大阪、サガン鳥栖とJリーグクラブでもプレー。韓国代表としても活躍し、2002年の日韓ワールドカップのメンバーにも選出された。
指導者としては2011年に鳥栖の監督に就任。1年目にJ2リーグ2位に導き、クラブ初のJ1昇格を果たした。2014シーズンはリーグ首位に立つなど好調だったが、8月に突然の退任。その後、2015年に蔚山現代の指揮官に就任していた。
By サッカーキング編集部
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