LAギャラクシー退団が決まったロビー・キーン [写真]=Getty Images
MLS(メジャーリーグ・サッカー)のロサンゼルス・ギャラクシーは17日、元アイルランド代表FWロビー・キーンが今シーズン限りで退団すると発表した。
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— LA Galaxy (@LAGalaxy) November 17, 2016
キーンは1980年生まれの36歳。1998年に史上最年少記録の17歳でA代表デビューを果たした。以降、18年間に渡って代表チームをけん引してきた。2002年の日韓ワールドカップでは3ゴールを挙げてベスト16入りに貢献。2006年にはキャプテンに就任。ユーロ2012に出場し、今年6月から7月にかけてフランスで行われたユーロ2016にも参戦した。同大会では2試合に出場している。キャリア通算では国際Aマッチ通算146試合に出場、68ゴールを記録している。試合出場数、得点数ともに同国歴代最多。代表引退試合となった8月31日の国際親善試合オマーン代表戦で、鮮やかなボレーシュートを決めている。
クラブでのキャリアは、インテルやリーズ、トッテナム、リヴァプール、セルティックなどを渡り歩き、2011年8月にロサンゼルス・ギャラクシーへ移籍。2012年1月からはアストン・ヴィラへ短期のレンタル移籍で加入した時期もあったが、計6シーズン、ロサンゼルス・ギャラクシーでプレーした。同クラブでは通算92ゴール51アシストを記録し、3度のMLSカップ優勝に貢献。2014年にはMLSとMLSカップでMVP(最優秀選手賞)を受賞するなど、チームの中心として活躍した。
キーンは退団にあたり、クラブ公式HPを通じてコメントを発表。「ファンタスティックな5年間を終えて、私はクラブを去る。このような偉大なクラブでプレーし、その歴史の一部になれたのは名誉なことだ。全ての成果を誇りを持って振り返ることができる。ロサンゼルス・ギャラクシーで過ごした全ての時間を愛しているよ」と、感謝の言葉を伝えた。
そして「選手としてのキャリア、その次の章に目を向けて新たなチャレンジをする時が今なのだと確信しているよ。フィットネスは今までと変わらないし、次の冒険を楽しみにしているんだ。代表でのプレーを引退して、クラブでのプレーに全てを集中できるように準備をした。次の動き(移籍)を発表するまでには少し時間がかかるだろう。選択肢を検討することになるからね」と、現役続行の意思を表明している。
"It's been an honour to captain your team & I am so proud of everything we have achieved together. Thank you for everything.” #ThankYouKeano pic.twitter.com/MHg7rCiabV
— LA Galaxy (@LAGalaxy) November 18, 2016
ロサンゼルス・ギャラクシーはMLSカップ(プレーオフ)のカンファレンス準決勝でコロラド・ラピッズに敗れ、今シーズンの戦いが終了した。6日に行われたセカンドレグでは90分を終えて0-1、2試合合計1-1となって延長戦に突入。120分を終えても決着がつかず、PK戦で1-3で屈した。
同クラブは15日、元イングランド代表MFスティーヴン・ジェラードの退団を発表している。同選手に続いてキーンもクラブを去ることとなった。
By サッカーキング編集部
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