スウェーデンサッカー協会(SvFF)は21日、ゴールデン・ボール賞(年間最優秀選手賞)にマンチェスター・Uに所属する元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモヴィッチが輝いたと発表した。
イブラヒモヴィッチが同賞を受賞するのは11度目。2006年に元スウェーデン代表MFフレドリック・リュングベリが獲得して以来、10年連続での受賞となった。
イブラヒモヴィッチは受賞に際し、「すでに、自宅に十分なゴールデン・ボールが並んでいる。15年間代表でプレーし、20年間クラブでキャリアを積んできた。だから、このような賞で評価されると思う。皆さんに大いに感謝している」とコメントし、喜びを示した。
現在35歳のイブラヒモヴィッチは今年、パリ・サンジェルマンでリーグ・アンなど国内3冠を達成。リーグ戦では得点王にも輝き、タイトル獲得に大きく貢献した。そして、5月には4シーズン過ごしたパリ・サンジェルマンを退団することが決定し、7月にはマンチェスター・U入りが決まった。
スウェーデン代表としては、デンマーク代表との予選プレーオフを制し、ユーロ2016本大会に出場。チームはグループステージ敗退となり、イブラヒモヴィッチは同大会で代表引退をすることを表明した。2001年1月のデビューから15年半、代表通算116試合に出場、歴代最多の62ゴールを記録している。