アメリカサッカー連盟(USSF)は22日、ブルース・アリーナ氏の同国代表監督就任を連盟公式サイトで発表した。
USSFは前日21日にユルゲン・クリンスマン監督の解任を発表。今月に開幕した2018 FIFAワールドカップ ロシア 北中米カリブ海5次予選(最終予選)で開幕2連敗を喫し、最下位に沈んでいる。
現在65歳のアリーナ氏は、2008年から指揮を執っていたMLS(メジャーリーグ・サッカー)のロサンゼルス・ギャラクシーを退団。2006年以来となる10年ぶりの復帰となった。1998年から2006年までアメリカ代表を指揮していたアリーナ氏は、1999年のコンフェデレーションズカップで3位、2002年と2005年のCONCACAFゴールドカップで2度の優勝、2002年の日韓ワールドカップでベスト8入りなどを導いた。第一期目は通算71勝29分け30敗で、アメリカ代表史上最高の成績だという。
「代表チームを指揮するチャンスをもらえるのは、いつでも名誉なことだ。選手たちと働くことを楽しみにしているよ。彼らは目の前のチャレンジを理解しているはずだ。チーム一丸で戦えば、ロシアW杯へと確実に進んでいけると信じている」とコメントした。
USSFのスニル・グラティ会長は、「後任候補を考えたとき、ブルースがリストのトップにいた。彼の国際レベルの経験と、W杯予選の戦い方への理解、成功できるチーム作りの能力は次期監督に重要なものだった」と説明している。
By サッカーキング編集部
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