2014年11月からヘルシンボリを率いていたラーション監督 [写真]=Ombrello via Getty Images
スウェーデン1部のヘルシンボリは23日、同クラブの監督を務めていた元スウェーデン代表FWヘンリク・ラーション氏が退任することを発表した。
ヘルシンボリは今シーズンのリーグ戦で勝ち点29の14位(全16チーム)に低迷。2部チームとのプレーオフに進んでいたが、ハルムスタッドに2戦合計2-3と敗れ、2部降格が決定していた。
20日に行われたハルムスタッドとのセカンドレグでは、試合終了後に顔を覆ったフーリガンがピッチに乱入し、暴動に発展。ラーション氏の息子、FWヨルダン・ラーションのユニフォームが破かれる一幕もあった。
現在45歳のラーション氏は選手時代、バルセロナやセルティックでプレー。スウェーデン代表としても活躍し、同国年間最優秀選手賞にも2度輝いている。2009年に現役を引退。2014年11月にヘルシンボリの監督に就任していた。
なお、ラーション氏はチームがいち早く1部へ復帰するため、契約上残っていた給与を放棄することも発表されている。
By サッカーキング編集部
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