29日に起きた事故で多くのシャペコエンセの選手が犠牲となってしまった [写真]=Getty Images
シャペコエンセ(ブラジル1部)の選手たちを乗せた飛行機が墜落した大惨事を受けて、2009年に同クラブでプレーしていた現ヴェローナ(セリエB)所属のブラジル人DFロムロが悲痛な叫びをあげた。ヴェローナの公式サイトがコメントを伝えている。
ロムロは、「今日は悲しい一日になりました。僕は2009年にシャペコエンセでプレーしていました。飛行機に乗っていた多くの人たちを知っています。選手たちだけでなく、幹部や記者たちも知っていました。おぞましい悲劇です」と今回の事故について言及。
「シャペコエンセでプレーしたときのことを良く覚えています。飛行機に搭乗していた選手たちとカタリネンセ・リーグのファイナルを勝ち取りました。シャペコエンセの人たちとは連絡が取れていません。なぜなら彼らの99パーセントが飛行機に乗っていたからです。犠牲者の家族のために祈ります」と在籍していた頃を振り返るとともに、哀悼の意を表した。
そして、「僕はシャペコエンセで、本当に良い思いをしました。ヴェローナはシャペコエンセを思い起こさせますが、(シャペコエンセは)歴史も浅く、勝ち取ったタイトルも僅かなものです。しかし、とても組織され、素晴らしいサポーターがいます。彼らはいつもスタジアムで応援してくれました。チームはブラジルのサッカーの歴史に足を踏み入れたばかりでした。(コパ・スダメリカーナ)ファイナル進出を勝ち取ったばかりでしたから。ブラジルのクラブにとってはそれほど重要なタイトルではないかもしれませんが、チームは野心を抱いていました」と述べ、コパ・スダメリカーナ決勝の会場へ向かう途中で古巣を襲った悲惨な事故を嘆いた。
By サッカーキング編集部
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