不調のチームについて言及したカシージャス[写真]=Getty Images
ポルトに所属するスペイン代表GKイケル・カシージャスが、公式戦5試合連続ドローと不振に陥っているチームについて言及した。ポルトガル紙『オ・ジョーゴ』が伝えている。
ポルトはプリメイラ・リーガ(ポルトガルリーグ)第11節を終えて、首位ベンフィカと勝ち点差7の4位。公式戦では5試合連続引き分けと足踏みが続く。さらに、430分間にわたってゴールが奪えておらず、4試合連続のスコアレスドローはクラブワースト記録となっている。
11月29日には、ポルトガルのリーグカップに当たる「タッサ・ダ・リーガ」で格下のベレネンセスと対戦したものの、ホームでスコアレスドローに終わった。すると一部のサポーターは白いハンカチを振って、ヌーノ・エスピリト・サント監督の解任を要求。チームを取り巻く環境は最悪と言える状況にある。
そんな中、カシージャスは「我々のようなチームにとって普通の状態ではない。これは自分たちが招いたことだし、変えていく必要がある」と言及。今後の巻き返しを誓った。さらに、サポーターに対しては、「勝利を挙げられず、サポーターたちが怒っているというのは理解している。しかし、我々は流れを変えるべく努力している」というメッセージを送り、チームへの理解と継続的なサポートを求めた。
ポルトは12月3日、ポルトガルリーグ第12節で、3位ブラガとの対戦を控えている。「ブラガは好調を維持しているので、本当に難しい試合になるだろう」と話すカシージャスだが、不満の募るサポーターたちに久々の白星をプレゼントすることはできるだろうか。
(記事/Footmedia)
By Footmedia