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5戦連続ドローのポルト…不振を嘆くカシージャス「普通の状態ではない」

2016.12.02

不調のチームについて言及したカシージャス[写真]=Getty Images

 ポルトに所属するスペイン代表GKイケル・カシージャスが、公式戦5試合連続ドローと不振に陥っているチームについて言及した。ポルトガル紙『オ・ジョーゴ』が伝えている。

 ポルトはプリメイラ・リーガ(ポルトガルリーグ)第11節を終えて、首位ベンフィカと勝ち点差7の4位。公式戦では5試合連続引き分けと足踏みが続く。さらに、430分間にわたってゴールが奪えておらず、4試合連続のスコアレスドローはクラブワースト記録となっている。

 11月29日には、ポルトガルのリーグカップに当たる「タッサ・ダ・リーガ」で格下のベレネンセスと対戦したものの、ホームでスコアレスドローに終わった。すると一部のサポーターは白いハンカチを振って、ヌーノ・エスピリト・サント監督の解任を要求。チームを取り巻く環境は最悪と言える状況にある。

 そんな中、カシージャスは「我々のようなチームにとって普通の状態ではない。これは自分たちが招いたことだし、変えていく必要がある」と言及。今後の巻き返しを誓った。さらに、サポーターに対しては、「勝利を挙げられず、サポーターたちが怒っているというのは理解している。しかし、我々は流れを変えるべく努力している」というメッセージを送り、チームへの理解と継続的なサポートを求めた。

 ポルトは12月3日、ポルトガルリーグ第12節で、3位ブラガとの対戦を控えている。「ブラガは好調を維持しているので、本当に難しい試合になるだろう」と話すカシージャスだが、不満の募るサポーターたちに久々の白星をプレゼントすることはできるだろうか。

(記事/Footmedia)

By Footmedia

「フットボール」と「メディア」ふたつの要素を併せ持つプロフェッショナル集団を目指し集まったグループ。

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