サンフレッチェ広島は31日、MLS(メジャーリーグサッカー)のバンクーバー・ホワイトキャップス(カナダ)に所属するFW工藤壮人が完全移籍で加入することが決定したと発表した。
工藤壮人選手 バンクーバー・ホワイトキャップス(MLS)より完全移籍加入のお知らせhttps://t.co/j24Uv3w8Dp #sanfrecce pic.twitter.com/onHgLkTxLI
— サンフレッチェ広島【公式】 (@sanfrecce_SFC) December 31, 2016
現在26歳の工藤は柏レイソルのユース出身で、2009年に同クラブでプロデビュー。それから7年間でJ1通算162試合出場56得点を記録し、昨シーズン終了後にバンクーバー・ホワイトキャップスへ移籍した。
MLSの舞台では5月9日に移籍後初ゴールを挙げたが、直後の同11日にあごを骨折する重傷を負い、約2カ月間戦列を離れるなど苦しい時期も経験。最終的には17試合に出場して2ゴールを記録した。
広島への移籍が決まり、Jリーグ復帰を果たすこととなった工藤は、「ここ数年、毎年優勝争いをしているサンフレッチェの一員になれることをうれしく思っています。広島の勝利のために全力を尽くしますので、応援よろしくお願いします」とタイトル獲得への意気込みを述べている。