中国移籍が報じられるヴィツェル [写真]=Getty Images
ゼニトに所属するベルギー代表MFアクセル・ヴィツェルが中国に移籍することを選択したようだ。イタリアメディア『スカイ』が1日に報じている。
ヴィツェルは昨夏のマーケットでユヴェントスに加入することが確実視されていたが、最終的にクラブ間の交渉がまとまらずに破談。イタリア王者への加入は先延ばしとなり、念願の移籍は1月に実現するものと思われていた。
ところが同メディアによれば、ヴィツェルの心は中国移籍に傾いているようだ。元イタリア代表DFファビオ・カンナヴァーロ監督が指揮を執る天津権健が、ヴィツェルにオファー。同選手はすでにこれを受諾し、ユヴェントス移籍の可能性は消滅してしまったようだ。
ヴィツェルには、今冬チェルシーからブラジル代表MFオスカルを獲得したばかりの上海上港からもオファーがあった。同クラブは昨年、同じくゼニトに所属していたブラジル代表FWフッキを獲得している。しかし、ヴィツェルは2017年から中国スーパーリーグに昇格する天津権健への加入を選択した。
現在27歳のヴィツェルは、スタンダール・リエージュでキャリアをスタートさせ、2011年にベンフィカへ加入。1シーズン後にゼニトへ加わって中盤の要として起用されていたが、今夏にユヴェントスとの合意が報じられてからはゼニトとの契約更新を拒否するなど、移籍に向けて動いていた。
By サッカーキング編集部
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