チェルシーから上海上港に移籍したMFオスカル [写真]=VCG via Getty Images
今冬の移籍市場でチェルシーから上海上港に移籍したブラジル代表MFオスカルだが、中国でのプレーを選択したことは「ステップダウンではない」と主張した。イギリスメディア『スカイスポーツ』が11日付で伝えている。
6000万ポンド(約86億4300万円)とも報じられる移籍金で上海上港に加入し、中国スーパーリーグに参戦したオスカル。同選手は新たなチームメイトともに練習を行っているドーハで今回の移籍について語っている。
「この移籍が僕にとってステップダウンになるとは思わない」とオスカルは切り出した。同選手は「中国は僕やこのリーグに来る全ての優秀な選手にとって素晴らしいプロジェクトを作っていると思う」と、その野望を理由に挙げている。「将来、中国リーグが世界最高のリーグの一つになると確信している」と話し、さらなる発展を信じている様子だ。
オスカルは同クラブで週給50万ポンド(約7000万円)を受け取ることになるとも同メディアは報じている。金銭的な条件が移籍の決め手だったのではという声も上がる中、それは今回の移籍に限ったことではないと、同選手は反論している。
「これは全ての選手に起こりうる話だ。お金のためでなかったらそもそも僕はブラジルを出ていないだろう。君がヨーロッパのクラブに移籍するとき、お金によって、そしてより良いクラブかによって決めるはずだ」
「もちろん今回の移籍は僕にとっても家族にとっても、そしてこの移籍に関わった全ての人にとっても良いものだった」
また、ブラジル代表への影響については、「移籍は問題にならないと思う。もし僕がここで良いプレーをすれば、僕は問題なくブラジル代表の一員として名を連ねているだろう」とコメント。広州恒大でプレーするMFパウリーニョが同代表に選出されていることを引き合いに出し、自らのプレー次第であることを強調している。
By サッカーキング編集部
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