グループステージ敗退に落胆するオーバメヤン [写真]=NurPhoto via Getty Images
アフリカ・ネーションズカップ2017のグループステージ第3戦が22日に行われ、グループAの2試合が行われた。
グループAは開催国のガボン代表、カメルーン代表、ブルキナファソ代表、ギニアビサウ代表の4カ国が突破を争う。首位は勝ち点4のカメルーン。2位に同2のガボンとブルキナファソが並び、最下位はギニアビサウとなっている。
第3戦は2試合が同時刻にキックオフされた。カメルーン対ガボンの試合は、序盤から地元のガボンが攻め立てる。4分、左サイドに抜け出したドゥニス・ブアンガ(トゥール/フランス)の折り返しにピエール・エメリク・オーバメヤン(ドルトムント/ドイツ)が飛び込んだが、押し込むだけの絶好のチャンスを右に外してしまった。その後もガボンがチャンスを作ったが、決めきれないまま後半に突入する。63分、ガボンは左サイドでFKを獲得すると、ブアンガが直接狙ったが、ここはGKファブリス・オンドア(セビージャ・アトレティコ/スペイン)が防ぎ、得点を許さない。結局、ガボンは最後までカメルーンから得点を奪うことができず、0-0のスコアレスドローに終わった。
一方、ギニアビサウ対ブルキナファソの試合は、開始11分に思わぬ形で得点が生まれる。ギニアビサウのルディニルソン(無所属)が浮き球をカットしてヘディングでGKへバックパスを試みたが、GKとの呼吸が合わずにボールはゴールイン。オウンゴールでブルキナファソが先制した。さらに後半立ち上がりにはベルトラン・トラオレ(アヤックス/オランダ)がチーム2点目を決める。後半もブルキナファソがペースを握ったまま逃げ切り、2-0で今大会初勝利を収めた。
この結果、ブルキナファソが勝ち点5でカメルーンに並び、得失点差で首位通過。2位にカメルーンが入り、ホスト国のガボンは3試合連続ドローで敗退。同じくギニアビサウも未勝利で大会を去ることとなった。
■グループA
カメルーン 0-0 ガボン
ギニアビサウ 0-2 ブルキナファソ
■グループA(試合数/勝ち点/勝/分/負/得失点)
1 ブルキナファソ(3/5/1/2/0/2)
2 カメルーン(3/5/1/2/0/1)
3 ガボン(3/2/0/3/0/0)
4 ギニアビサウ(3/1/0/1/1/-3)
By サッカーキング編集部
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