代表からの引退を表明したカルー(写真は昨年11月のフランス代表戦) [写真]=Getty Images
コートジボワール代表FWサロモン・カルー(ヘルタ・ベルリン)が24日、代表から引退することを発表した。同日付のフランス紙『レキップ』が報じている。
現在開催されているアフリカ・ネーションズカップ2017では24日にグループステージ第3戦が行われ、前回王者のコートジボワール代表はモロッコ代表に0-1で敗れた。この結果、2分1敗の勝ち点「2」となった同代表はグループCで3位となり、大会からの敗退が決定している。
連覇の夢が潰えた24日夜、31歳のFWカルーは代表引退を表明した。同選手は「2度もファイナルに進むことができたし、1度は優勝することができた。今回はうまくいかなかったね」と、2015年のアフリカ制覇に触れた上で、今大会を振り返った。さらに「(フランク・)ケシエや(ウィルフレッド)ザハのような若い選手達がいる。彼らはコートジボワールサッカー界の未来だと思う。幸運を祈っているよ」と、同代表の将来を支えるであろう若手選手にメッセージを送っている。
現在はヘルタ・ベルリンで日本代表FW原口元気らとプレーしているカルー。かつてはチェルシーに所属し、同郷の元コートジボワール代表FWディディエ・ドログバとクラブ・代表でチームメイトだった。2007年の代表初招集からこれまでに89試合に出場し、28ゴールをマークしている。
By サッカーキング編集部
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