PK戦の末にブルキナファソを破り、決勝進出を決めたエジプト [写真]=Icon Sport via Getty Images
アフリカ・ネーションズカップ2017準決勝が2月1日に行われ、ブルキナファソ代表とエジプト代表が対戦した。
グループAでカメルーン代表や開催国ガボン代表を抑えて首位通過し、準々決勝でチュニジア代表を下したブルキナファソと、準々決勝でモロッコ代表に勝利を収めた最多7度の優勝を誇るエジプトが対戦。前半はスコアレスで折り返し、迎えた67分に試合が動く。右サイドからのクロスをエリア内でマハムード・カハラバ(アル・イティハド/サウジアラビア)が収める。エリア外右のモハメド・サラー(ローマ/イタリア)に落とすと、左足でゴール左上に突き刺した。直後の73分にブルキナファソも反撃。右サイドからのクロスをアリスティド・バンセ(ASECミモザ/コートジボワール)が胸トラップから右足のボレーシュートを放つ。ボールはゴール左に決まり、試合を振り出しに戻した。
90分間では決着がつかず、試合は延長戦に突入。しかしながら、両チームともに勝ち越し点を奪えずに延長戦も前後半を終え、PK戦で試合を決することとなった。エジプトは1人目のアブダラー・サイード(アル・アハリ)が失敗。その後、3人目までは両チームともに全員が成功したが、ブルキナファソは4人目のエルヴェ・クアク・コフィ(ASECミモザ/コートジボワール)と5人目のベルトラン・トラオレ(アヤックス/オランダ)が失敗し、PK戦を4-3で制したエジプトが4大会ぶりの決勝進出を決めた。
この結果、エジプトは2月5日の決勝戦、ブルキナファソは同4日の3位決定戦にまわることとなった。準決勝のもう一つのカードはカメルーン代表対ガーナ代表で、同2日に対戦する。
■試合結果
ブルキナファソ 1-1(PK:3-4) エジプト
By サッカーキング編集部
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