河北華夏でプレーするラベッシ [写真]=Getty Images
河北華夏所属のアルゼンチン代表FWエセキエル・ラベッシが、中国移籍後ノーゴールであると13日付のイギリス紙『デイリーメール』が指摘している。
昨年2月17日、パリ・サンジェルマンからコートジボワール代表FWジェルヴィーニョらが在籍する中国スーパーリーグの河北華夏へ移籍したラベッシ。週給は49万3000ポンド(約7000万円)であると報じられたほか、高級車や住宅を提供されるなど活躍に期待が寄せられていた。
2016シーズンのリーグ開幕節から出場したラベッシ。5月22日のリーグ第10節まで連続してプレーを続けたが、3アシストを記録した一方で、ネットを揺らすことはなかった。すると、アルゼンチン代表の一員として出場したコパ・アメリカ センテナリオ USA 2016準決勝アメリカ戦で負傷。左腕を骨折し、手術を受けた。
戦列に戻ったラベッシだったが、昨年8月に同クラブの指揮官へ就任したマヌエル・ペジェグリーニ氏は同選手を起用せず、シーズン後半戦のプレー機会は0に終わっている。ラベッシが最後にベンチ入りしたのは、11月11日に行われた2018 FIFAワールドカップ ロシア 南米予選第11節ブラジル戦だが、ここでもプレーすることはなかった。
同紙はラベッシ獲得に費やした河北華夏の多額の資金について、「サッカー界最大の支出」と表現。ラベッシ加入時に、河北華夏がSNS上で「ネクスト・マラドーナ」と同選手を描写していたことに関しては、「恥ずかしい大失敗」と切り捨てた。
By サッカーキング編集部
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