迅速な対応で事故を防いだラシンの選手たち [写真]=LatinContent/Getty Images
ラシン・クラブ(アルゼンチン1部)の選手を乗せたチャーター機が緊急停止し、事故を免れていたことが分かった。23日、ペルーメディア『LIBERO.PE』が報じている。
ラシン・クラブは19日、プリメーラ・ディビシオン第16節ベルグラーノとのアウェイ戦に向け、コルドバの空港からチャーター機に乗り込んだ。飛行機はすでに滑走路に入っていたが、離陸直前になって急にドアが開き始めた。選手たちが大声で呼びかけたことで、パイロットは慌ててエンジンを停止し、事故を未然に防ぐことができたようだ。この状況を撮影していた関係者が動画を投稿したことで、事件が発覚した。
南米では昨年11月28日、シャペコエンセ(ブラジル1部)の選手、クラブ関係者を乗せた飛行機がコロンビアで墜落し、搭乗者の大半を占める70人以上が犠牲となったばかり。今回は選手たちの迅速な対応によって悲劇が繰り返されずに済んだが、移動の際の安全を再徹底する必要がありそうだ。
By サッカーキング編集部
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