鮮烈なMLSデビューを飾ったシュヴァインシュタイガー [写真]=Dylan Buell/Getty Images
シカゴ・ファイアーに移籍した元ドイツ代表MFバスティアン・シュヴァインシュタイガーが4月1日、MLS(メジャーリーグ・サッカー)デビュー戦となったモントリオール・インパクト戦で初ゴールをマーク。試合後に喜びのコメントを残し、大手メディア『ESPN』が伝えている。
先月21日にマンチェスター・Uから加入したシュヴァインシュタイガーは先発出場。開始17分には右サイドのデイヴィッド・アカムからのクロスに、ゴール前でヘディングシュートを叩き込み、鮮烈なデビューを飾った。その後シカゴ・ファイアーは61分に同点ゴールを許し、両チームに退場者が出て迎えた90分には逆転ゴールも献上。しかし、後半アディショナルタイム3分にルイス・ソリニャクが劇的な同点弾をマークし、勝ち点1を分け合う結果となった。
試合後、シュヴァインシュタイガーは自身のMLS初得点を振り返り「デイヴィッドからの最高のクロスのおかげだ。良い気分だよ」と喜びを噛み締めた。一方で白星を上げられなかったことについては「勝てなかったことで寂しさも入り混じっているけれどね」とコメントし、悔しさを滲ませた。
「チームに合流したばかりだから、もちろん難しさもあった。でもしっかりと準備をして臨むことができた。ここでのトレーニングにはすごく満足しているよ。でもこれからはもっとフィジカル面を万全な状態にして、試合に全てのエネルギーを注げるようにしたい」。
指揮官のヴェリコ・パウノヴィッチ監督も「デビュー戦で得点できる彼は、やはり素晴らしい。我々にとっても重要な意味を持つゴールだった。彼はこれまでチームが求めていたものを全て持っている」と絶賛し、今後の活躍にさらなる期待を寄せた。
現在7位につけるシカゴ・ファイアーは、8日の第5節で首位に立つコロンバス・クルーと対戦する。
By サッカーキング編集部
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