AリーグでVARが試験導入されたようだ [写真]=FIFA/FIFA via Getty Images
オーストラリアのAリーグが、リーグとしては世界で初めてビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)を導入しての試合を開催した。イギリスメディア『BBC』が8日付で伝えている。
The Video Assistant Referee system is ready to go for the first time here at @aamipark ahead of #MCYvADL tonight. pic.twitter.com/cnhYowu8lo
— Melbourne City FC (@MelbourneCity) April 7, 2017
VARを巡っては、3月28日に開催された、フランス代表とスペイン代表による国際親善試合での判定が話題になった。後半開始早々にフランスがゴールネットを揺らしたが、これがVARによって取り消しに。77分にはスペイン代表の得点がいったんはオフサイドとされたものの、今度はVARによってゴールが認められる結果となった。結局試合は2-0でスペイン代表が勝利。VARが結果を大きく左右し、物議を醸し出していた。
今回、このシステムを導入して行われたのは、メルボルン・シティ対アデレード・ユナイテッドのAリーグ第26節。同メディアによると、実際にこのシステムが必要なシーンは訪れず、同試合でVARが登場する場面はなかったという。国際サッカー連盟(FIFA)によるテストの一環として、残りのレギュラーシーズンとプレーオフでも導入されるようだ。
VARは、イングランドサッカー協会(FA)が来シーズンのフットボールリーグ・カップ(EFLカップ)で同システムを導入する計画を進めているほか、2018年1月にはFAカップにも導入されると報じられている。
By サッカーキング編集部
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