試合前、ピッチの上は騒然とした雰囲気に包まれた [写真]=Anadolu Agency/Getty Images
UEFA(欧州サッカー連盟)が、リヨン(フランス)とベジクタシュ(トルコ)による13日のヨーロッパリーグ準々決勝ファーストレグで観客がピッチになだれ込んだことを受けて、処罰を科すようだ。イギリスメディア『BBC』が14日付で伝えている。
リヨンのホームスタジアム、パルク・オリンピック・リヨンで開催されたこのカード。しかし、試合前にはベジクタシュのサポーターとリヨンのサポーターの間で乱闘騒ぎが勃発。これに身の危険を感じた多くの観客が、ピッチに逃げ出す事態に。キックオフが45分遅れることとなった。
今回の一件を受け、UEFAの理事会は両クラブに処分を科す模様。リヨンに対しては不十分な試合運営などの責任が、ベジクタシュに対しては物の投げ込みなどの責任が、それぞれ追及されるようだ。同メディアによると、事情聴取や処分決定などを行う日程はまだ決まっていないという。
なお、ファーストレグは2-1でリヨンが勝利。セカンドレグは20日にベジクタシュのホームで開催される。
By サッカーキング編集部
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