現在はベンフィカでプレーするフェイサ [写真]=Getty Images
クライマックスを迎えている2016-17シーズンの各国リーグ。
ポルトガルでは最終節を待たずしてベンフィカがクラブ史上36度目の優勝を飾り、4連覇を成し遂げた。
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— SL Benfica (@SLBenfica) May 16, 2017
そんな優勝を決めたベンフィカ選手の中に、ものすごい経歴を持った選手がいた!
優勝を決めたヴィトーリア・ギマランエス戦でも先発出場を果たしたMFリュボミール・フェイサだ。
フェイサは1988年8月14日生まれの28歳。
2008年にはセルビア代表として北京五輪にも出場した経験を持ち、よく走りよく戦うといった情熱的なプレーをするタイプのボランチだ。
さて、そんなフェイサは2008年にセルビアのハイドゥク・クラからパルティザンへと渡ったのだが、そこから9シーズン連続でリーグ優勝を経験しているというのだ!
その経歴を見てみると…
・パルティザン(セルビア1部)
08-09シーズン…リーグ優勝
09-10シーズン…リーグ優勝
10-11シーズン…リーグ優勝
・オリンピアコス(ギリシャ1部)
11-12シーズン…リーグ優勝
12-13シーズン…リーグ優勝
13-14シーズン…リーグ優勝
・ベンフィカ(ポルトガル1部)
13-14シーズン…リーグ優勝
14-15シーズン…リーグ優勝
15-16シーズン…リーグ優勝
16-17シーズン…リーグ優勝
※オリンピアコス時代の13-14シーズンは開幕直後8月に移籍
2度の移籍を経験をし、それぞれオリンピアコス、ベンフィカへとステップアップを果たしているのだが、それでも9年連続でリーグ優勝しているのだ。
フェイサは2013年の8月にオリンピアコスからベンフィカへと移籍しており、13-14シーズンはオリンピアコスで1試合にしか出場していない。
しかし、この年オリンピアコスもリーグ優勝を果たしており、それを加えると9年で10度のリーグ制覇を成し遂げたということにもなる。これは完全に“タリズマン”!
また、フェイサはリーグ戦だけでなくカップ戦のタイトルにも恵まれており、パルティザンでの09-10シーズンを除き全てで優勝。今季もヴィトーリア・ギマランエスとのリーグカップ決勝を残しており、これに勝てば7シーズン連続の複数タイトル獲得。
所属したチームがいずれも名門ではあるが、これだけ長い期間優勝を続ける選手は珍しいと言えよう。
(記事提供:Qoly)
By Qoly