今季限りでポルトを退団すると報じられたカシージャス [写真]=Getty Images
スペイン代表GKイケル・カシージャスが、今シーズン限りでポルトを退団する可能性が高まっているようだ。スペイン紙『マルカ』が29日に報じている。
報道によると、2015年夏からポルトでプレーしているカシージャスの現行契約は今シーズン限りで満了を迎える。規定試合出場数を充足すれば、選手側に契約延長のオプションが与えられる条項が存在するようだが、カシージャスは退団を希望している模様だ。
同紙は、カシージャスがチャンピオンズリーグ(CL)での出場記録「168」を更新していくため、ヨーロッパでのプレーを続行する意向だと報じた。ラス・パルマスやマラガ、レアル・ソシエダからの関心も伝えられているものの、古巣レアル・マドリードの対戦相手としてプレーすることを望んでいないことから、リーガ・エスパニョーラ復帰の可能性は低いという。
カシージャスが移籍先の第一希望に挙げているのはプレミアリーグのクラブと伝えられている。ただ、以前に報じられていたリヴァプールとの接触は事実ではないと『マルカ』は報じた。プレミアリーグ以外にも、セリエAやリーグ・アンでプレーする可能性も伝えられている。
現在36歳のカシージャスだが、今シーズンのプリメイラ・リーガでは全34試合中33試合に出場し、わずか16失点。半数以上の19試合で無失点を記録するなど、高い能力は今も健在だ。果たして、新天地はどのクラブになるのだろうか。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト