ニューカッスルに7年間在籍したティオテ [写真]=Getty Images
元コートジボワール代表MFシェイク・ティオテの突然の訃報に、フットボール界全体から多くの悲しみの声が集まっている。イギリス紙『デイリーミラー』が報じた。
ティオテは今年2月に7年間在籍していたニューカッスルを離れ、中国2部の北京控股に加入。今週末には第4子が誕生する予定だったとも報じられている同選手は、5日の練習中に倒れて病院に運ばれたが、間もなくして息を引き取った。
2月までティオテを指導していたニューカッスルのラファエル・ベニテス監督は、クラブの公式サイト上で「深い悲しみを覚える。いつでも彼は真のプロフェッショナルで、献身的で、全ての面において素晴らしい男だった。我々の心は彼の家族、友人と共にある」とコメントし、哀悼の意を示した。
またかつての同僚たちを始めとした他のフットボール関係者もSNS上で続々と反応。ニューカッスル時代のチームメイトで、ティオテの親友でもある山東魯能所属のセネガル代表FWパピス・シセは「おやすみ、友よ。寂しくなるな、君の家族には心から同情している。早すぎるよ」と苦しい胸の内を語っている。
アンデルレヒト時代にティオテとチームメイトだったマンチェスター・Cのベルギー代表DFヴァンサン・コンパニは「言葉が見つからないほど悲しい。シェイク・ティオテはこれまでの人生中で最も魅力的かつタフなチームメイトの1人だった。兄弟よ、安らかに」とその悲しみを綴っている。
ニューカッスルに所属していた4年前、最大のライバルであるサンダーランド戦の前には「もし勝つためにピッチ上で死ななければならないのなら、僕らにはピッチ上で死ぬ義務がある」と語ったこともあるティオテ。仲間に愛され、ファンにも愛された男の訃報に、大きな衝撃が広がっている。
(記事/Footmedia)
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