A・サンチェス(右)がカメルーン撃破に導いた [写真]=Getty Images
FIFA コンフェデレーションズカップ ロシア 2017のグループB第1節が18日に行われ、カメルーン代表とチリ代表が対戦した。
アフリカ・ネーションズカップ 2017を制したカメルーンと、コパ・アメリカ 2015で初優勝を果たしたチリの対決。前半はお互いチャンスを作るものの、両チームとも最後のところで決め切れず、膠着状態が続く。
前半アディショナルタイム1分、チリはアルトゥーロ・ビダルからのスルーパスで、エドゥアルド・バルガスがペナルティエリア内に抜け出し、右足シュートでゴールネットを揺らす。だが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)により、オフサイドの判定でゴールは認められなかった。
スコアレスで折り返したチリは58分、エドソン・プッチに代えて、エースのアレクシス・サンチェスを投入し、ゴールを狙う。スコアが動いたのは81分、A・サンチェスが左サイドからのクロスを送ると、中央のビダルが頭で合わせてゴール右隅に決めた。
さらに後半アディショナルタイム1分、味方のロングパスに反応したA・サンチェスがエリア内に抜け出し、キックフェイントで相手DFとGKをかわし左足シュート。これは戻った別のDFにブロックされるが、こぼれ球をバルガスが押し込んで追加点を挙げた。直後にA・サンチェスの抜け出しがVARの対象となったが、オフサイドではないとの判定でゴールが認められた。
試合はこのままタイムアップを迎え、チリが2-0でカメルーンを破り、白星スタートを切った。
【スコア】
カメルーン 0-2 チリ
【得点者】
0-1 81分 アルトゥーロ・ビダル(チリ)
0-2 90+1分 エドゥアルド・バルガス(チリ)
By サッカーキング編集部
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