オスカルの奇行が大乱闘に発展 [写真]=VCG via Getty Images
18日に行われた中国・スーパーリーグの上海上港と広州富力の一戦で、50人規模の大乱闘が発生した。
引き金を引いたのは、上海上港に所属する元チェルシーのブラジル人MFオスカル。上海上港のブラジル人FWフッキが同点弾を決めて1-1で迎えた前半終了間際、相手陣地内でボールを取ったオスカルが突然、相手選手に向かって至近距離から全力でボールをキック。跳ね返ったボールを、今度は別の選手に向かって思い切り蹴った。
この“奇行”に怒りを抑えきれなかった広州富力の選手がオスカルを突き飛ばし、複数人で取り囲むと殴り合いに発展。両チーム選手、チームスタッフ総勢50人近くを巻き込んでの大乱闘になった。
主審はその後、3つのイエローカードと2つレッドカードを提示。両チームから1人ずつ退場者をだして試合を続行。1-1のまま終了し、引き分けに終わった。
なお発端となったオスカルは乱闘を器用に抜け出し、イエローカードも貰わなかったようだ。
By サッカーキング編集部
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