先制点を挙げたA・サンチェス [写真]=Getty Images
FIFA コンフェデレーションズカップ ロシア 2017のグループB第2節が22日に行われ、ドイツ代表とチリ代表が対戦した。
ドイツは初戦でオーストラリアに3-2で競り勝ち、チリはカメルーンに2-0で快勝。白星スタートの両チームは、今節勝利すればグループステージ突破が決まる。
ドイツはスタメンを4名変更し、GKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲン、DFマティアス・ギンター、DFニクラス・ズーレ、MFエムレ・ジャンがスタメン入り。初戦でゴールを決めたキャプテンのMFユリアン・ドラクスラー、MFラース・シュティンドル、MFレオン・ゴレツカも名を連ねた。
チリは初戦でベンチスタートだったエースのFWアレクシス・サンチェスと出番がなかったMFパブロ・エルナンデスが先発出場。ガリー・メデルや、初戦で得点したMFアルトゥーロ・ビダルとMFエドゥアルド・バルガスらが引き続きスタメンに入った。
試合は開始6分、チリは高い位置からプレスをかけたビダルが相手DFのボールをカット。こぼれ球拾ったA・サンチェスがビダルとのワンツーでペナルティエリア内左に抜け出し、左足シュートをゴール左隅に突き刺した。A・サンチェスは通算38点目でチリ代表歴代最多得点記録を更新した。
先制後もゴールに迫るチリは20分、バルガスがエリア手前から強烈な右足シュートを放つが、これはクロスバーに弾き返された。
ドイツは41分、エリア内左に走り込んだヨナス・ヘクターがジャンからのスルーパスをダイレクトで折り返すと、ゴール前に走り込んだシュティンドルが右足で合わせて、試合を振り出し戻した。
追い付かれたチリは前半アディショナルタイム1分、A・サンチェスが左サイドから切り込み、エリア手前中央で右足を振り抜くと、シュートは枠の左隅を捉えるが、GKテア・シュテーゲンの好セーブに阻まれた。
前半は両チームが1点ずつ決めたが、後半に入るとお互い決め手を欠き、スコアが動かないままタイムアップ。ドイツとチリは勝ち点1を分け合い、グループステージ突破は最終節に持ち越しとなった。
グループB最終節は25日に行われ、ドイツはカメルーンと、チリはオーストラリアと対戦する。
【スコア】
ドイツ 1-1 チリ
【得点者】
0-1 6分 アレクシス・サンチェス(チリ)
1-1 41分 ラース・シュティンドル(ドイツ)
By サッカーキング編集部
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