ミケルがW杯出場への思いを語った [写真]=FIFA via Getty Images
ナイジェリア代表MFジョン・オビ・ミケルは2018 FIFAワールドカップロシア出場権獲得を家族から厳命されているようだ。FIFA公式サイト『FIFA.com』が2日に公開した特集記事の中で語っている。
アフリカ最終予選B組で首位に立ち、W杯出場へ好調のナイジェリア代表。ミケルにとってロシアでのW杯は特別なものだという。「僕の奥さんはロシア人なんだ。親族や友人もロシア出身が多い。みんながナイジェリアの出場を望んでいて、出れなかったら殺されると思うよ(笑)」と語り、周囲からのプレッシャーを明かした。
首位を走る現状については「ここまで2戦2勝、アルジェリアをホームで破ることもできた。僕たちはとても若いチームだけど良いサッカーができている。もし次のカメルーン戦に勝つことができれば出場へさらに近づくね。僕らは突破できると思うよ」と出場権獲得へ自信を覗かせた。
ナイジェリア代表のキャプテンを務めるミケルはチームの先頭に立つ責任についても言及。「良いフォームを維持していたけどケガをしてしまった。これは恥ずべき事。復帰するためになんでもするつもりだ。なぜならこのチームは僕にアドバイスを求めている。みんなが僕の不在を寂しく思っているし、みんなが僕を必要としている。キャプテンとして役目を果たし、僕の経験でチームの役に立ちたい」と責任感の強さを見せた。
アフリカ最終予選は4チームが5グループに分かれてリーグ戦を行い、各グループの首位だけがW杯に出場できる。ミケル擁するナイジェリア代表はアルジェリア代表、カメルーン代表、ザンビア代表と同組の厳しいグループに入ったが、ここまで2戦2勝、2位に勝ち点「4」差を付けて首位に立っている。ナイジェリア代表は次戦、31日にカメルーン代表とホームで戦う。
By サッカーキング編集部
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