今年から上海申花でプレーしているテべス [写真]=VCG via Getty Images
中国スーパーリーグの上海申花に所属する元アルゼンチン代表FWカルロス・テベスが、同クラブ退団に迫っているようだ。イタリアメディア『tuttomercatoweb.com』が10日に報じている。
同メディアによると、テべスはグスタボ・ポジェ監督とともにクラブを去る見通しとなっているという。「まもなく退団が決まる」とも伝えられており、上海申花でのプレーは約7カ月で終了となる模様だ。イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などは、同選手の年俸が世界最高額の週給72万ユーロ(約8900万円)と報じているが、移籍後のプレーには批判も集まっていた。
上海申花はリーグ戦で19試合を終えて6勝6分け7敗の勝ち点「24」にとどまり、首位の広州恒大に20ポイント差をつけられている。9日には貴州智誠に0-3と完敗を喫した。
現在33歳のテベスは、アルゼンチンのボカ・ジュニオルスでプロキャリアをスタート。ブラジルのコリンチャンスを経て2006年にヨーロッパへ渡り、2007年からはマンチェスター・Uでプレーした。以降はマンチェスター・Cやユヴェントスを渡り歩き、プレミアリーグを3度、セリエAを2度制覇している。2015年6月にボカ・ジュニオルスへ復帰。一時は現役引退も示唆していたが、昨年末に上海申花への加入が決まった。
By サッカーキング編集部
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