ヘント対メヘレン [写真]=Getty Images
ジュピラー・プロ・リーグ第3節が12日に行われ、日本代表FW久保裕也が所属するヘントとメヘレンが対戦した。久保はリーグ戦2試合連続スタメン入りし、左FWに入った。
アウェイのヘントは3分、右CKを獲得すると、キッカーは久保。右足で柔らかいクロスを供給するものの味方選手には合わず。10分、12分にも久保はCKを蹴るものの相手に阻まれてしまう。
序盤から攻勢に出ていたヘントは、メヘレンの一瞬の隙を見逃さなかった。33分、メヘレン陣内左奥で久保がヘディングでカリファ・クリバリーにパスをつなぐと、クリバリーが左サイドを突破。ペナルティエリアに小さめのクロスを挙げるとサミュエル・カルが右足で押し込みヘントが先制に成功した。
前半終盤、久保がCKやサイド突破でヘントの攻撃に弾みつけ攻め立てる。40分、右サイドからのアーリークロスに反応し胸トラップでペナルティエリアに侵入した久保は、左足を振り抜きシュート。しかしシュートは枠を捉えられず、チャンスを逃した久保は頭を抱えた。
1点先制して折り返したヘントは後半も久保を中心に攻撃を組み立てる。74分、ペナルティエリア外左からカットインした久保はエリア外中でゴール右隅に強烈なシュートを放つもサイドバーに直撃。惜しくも追加点とはならなかった。
その後久保が79分に途中交代でピッチを後にすると、86分、メヘレンがエリア外中からのFKを獲得。シュートではなく意表を突いたパスをティム・マタイスに送ると、マタイスは右足を振り抜き、シュートはゴール左下隅を捉える。今季初勝利が見えかけていたヘントは土壇場で同点を許してしまった。
試合はこのままタイムアップ。リーグ開幕2連敗となっていたヘントは1-1でドロー。なんとか連敗を断ち切った。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト