コロ・トゥーレ、母国代表コーチ就任決定…でも「プレーも続けたい」

コロ・トゥーレ

コロ・トゥーレが母国の代表のアシスタントコーチ就任決定 [写真]=AMA via Getty Images

 今夏に契約満了でセルティックを退団した元コートジボワール代表DFコロ・トゥーレが同国代表のアシスタントコーチ就任が決定した。コートジボワールサッカー協会が公式サイトで発表している。

 コートジボワールサッカー協会は「元コートジボワール主将のコロ・トゥーレは、代表チームとオリンピックを戦うU-23代表チームのアシスタントコーチとして、イブラヒム・カマラ監督のもとで働くことになります。すでにUEFA Bライセンスを所有しており、現在はAライセンス獲得のために受講中です」と声明を発表した。

 まだ引退を発表していないK・トゥーレはイギリス紙『スコティッシュ・デイリーレコード』のインタビューに応え、この件についてや将来について語った。

「これは全く新しい挑戦だし、とても光栄に思っているよ。この仕事のために準備をしてきていたんだ。昨シーズンはブレンダン・ロジャース監督からたくさんのことを学んだ。まだセルティックのプレーヤーではあったけど、シーズン半ばからは監督見習いのようなことをさせてもらった。試合への準備や試合前、試合後のミーティングにも参加したし、ハーフタイムでの指示も経験した。この6カ月で素晴らしい経験を積んだよ」

「今回はコーチに就任する機会を貰っただけで、まだプレーは続けたいし、両立させたいんだ。ロジャース監督だけでなく、アーセン・ヴェンゲル監督、ロベルト・マンチーニ監督などたくさんの監督と働いてきた。決断の前に彼ら全員と話したけど、みんなが後押ししてくれたよ。現在は現役が続けられる適切なオファーを待っているところなんだ。もしオファーがなかったら、その時はフルタイムの指導者になるつもりだ。偉大な監督になりたいね」

 現在36歳のコロ・トゥーレはアーセナル、マンチェスター・C、リバプールでプレーしたコートジボワールのレジェンド。マンチェスター・Cに所属するヤヤ・トゥーレの兄でもある。アーセナルでは326試合に出場し、キャプテンも経験。2003-04シーズンには有名なプレミアリーグ無敗優勝を達成した。マンチェスター・Cでは弟と同じチームでプレーし、リーグ優勝も経験した。リヴァプールでプレーした後、咋シーズンはセルティックでプレー。ここでも無敗でのリーグ優勝を成し遂げている。代表としては、2000年のデビューから15年の代表引退まで、120キャップを記録した。

モバイルバージョンを終了