新天地デビューを最高の形で飾った本田 [写真]=Getty Images
日本代表MF本田圭佑が鮮烈デビューを飾った。22日に行われたリーガMX第6節で、パチューカはベラクルスと対戦。移籍後初のベンチ入りを果たした本田は途中出場すると、73分にゴールを決めてチームの3連勝に貢献した。
ピッチに立つと果敢にゴールを狙った。61分、コーナーキックから遠いサイドにポジションを取った本田が頭で合わせたが、惜しくも枠の上に外れた。その時の心境を、有料メルマガコンテンツ『CHANGE THE WORLD by KSK』で語った。
「今まで点を取ってきている時って、ビッグチャンスの流れをしっかりものにできていた。でも、ものにできてない時でも、諦めへんかったら2回目のチャンスがあるっていうことが、今までに何度もあったから」
まだチャンスはある。そう思った本田は、時間を確認しようとしたという。「そうしたら、スタジアムに時計がなくて(笑)。それだけはちょっとやりづらかったですね」。予想外のことに驚きつつも、トップ下の位置で積極的にボールに絡んだ。
そして、実際にチャンスが訪れた。カウンターからドリブルで抜け出すと左足を一閃。移籍後初ゴールを決めた本田は、スタンドの観客に向けて背番号をアピールする仕草を見せた。
「まあ、感覚です。打つとなったときに最初にゴールを確認してから、あとはゴールを見ていないので。ディフェンスは来ていたけど、シュートは間違いなく打てるのはわかっていたので。だからあえてスピードをちょっと落として、しっかり当てに行ったという感じですね」
さらにパチューカは標高約2400メートルに位置する都市のため、「肺のほうがきつい」とこれまでと異なる環境を体感した様子。高地に順応していく必要があると語った。
31日にはロシア・ワールドカップ出場を懸けたオーストラリア戦を迎える。デビュー戦で見せた勝負強さを大一番でも発揮できるか。
(※本田圭佑オフィシャルメルマガの承認を得て一部抜粋、掲載しています)
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト