前節に今シーズン初ゴールを挙げた久保裕也だが、2戦連発とはいかず(写真は9月のヘンク戦のもの) [写真]=Isosport
ジュピラー・プロ・リーグ第8節が24日に行われ、日本代表FW久保裕也の所属するヘントはホームでズルテ・ワレヘムと対戦した。前節に今シーズン初ゴールをマークした久保は、この試合でも先発メンバーに名を連ねた。
前節に続いてリーグ戦2試合連続ゴールを狙う久保は、前半2分に敵陣の高い位置で相手のボールを奪い、ペナルティエリア内までドリブルで仕掛けてシュートを放つ。しかしシュートは相手GKの手中に収まり、先制ゴールを挙げることはできず。
その直後の3分に、思わぬ形で試合が動く。ヘントはDFラインに連携ミスが出て、ズルテ・ワレヘムのFWイヴァン・サポニッチにボールを奪われてしまう。そのままフリーで抜け出したサポニッチが冷静にGKとの1対1を制して得点を挙げ、ヘントは前半の早い時間帯でビハインドを背負うことになった。
前半10分、久保はこぼれ球をダイレクトでペナルティエリア内に送り、フリーになった味方に合わせたものの得点には結びつかず。その後もヘントはボールを保持して相手ゴールに迫るが同点に追いつくことはできず、前半は1点ビハインドのまま終了する。
流れを変えたいヘントは、56分に3枚の交代枠を全て使う大胆な策を取ってチームの活性化を図る。久保も74分に左サイドから入ったクロスのこぼれ球をペナルティエリア内でフリーの状態になって受けるが、相手DFのブロックに遭い得点には至らず。
その後もヘントは最後まで相手の守備陣を破ることはできず、試合はそのまま終了。前節に今シーズン初白星を挙げたヘントだったが、リーグ戦2連勝を飾ることはできなかった。
ヘントは次節、10月1日にアウェイでクラブ・ブルージュと対戦。ズルテ・ワレヘムは同日にスポルティング・ロケレンとのホームゲームに臨む。
【スコア】
ヘント 0-1 ズルテ・ワレヘム
【得点者】
0-1 3分 イヴァン・サポニッチ(ズルテ・ワレヘム)
By サッカーキング編集部
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