アンタルヤスポルに加入したナスリにはミラン移籍の可能性があったようだ [写真]=Getty Images
今夏、マンチェスター・Cを退団し、トルコのアンタルヤスポルに加入した元フランス代表MFサミル・ナスリが移籍市場での真相を語った。9日付でイギリス紙『マンチェスター・イブニング・ニュース』が報じている。
昨シーズン、セビージャにレンタル加入し、23試合に出場したナスリ。しかし、マンチェスター・Cに帰還後、ジョゼップ・グアルディオラからは戦力外と見なされ移籍を決断していた。
加入先を模索していたナスリには、今夏の移籍市場で大型補強を敢行したミランも接触していたようだ。
「僕たちは議論を重ねたよ。マルセイユ、リヨン、それからミランもね。トルコのチームでも、ベシクタシュやガラタサライ、そしてアンタルヤスポルが接触してきた」
母国クラブやミランなどの強豪クラブに加入を打診されながらもアンタルヤスポルを選んだ理由については「このクラブを選んだのはとても自然なことだったよ。会長が非常に野心的なプロジェクトを持っていたからね。そしてジェレミー(・メネズ)がいたことは僕に安心感を与えてくれた。彼は事実上代理人の役割を果たしてくれたんだ。このクラブに来ることを強く要求されたよ」と、“悪友”である元フランス代表FWジェレミー・メネズの存在が決め手となったと明かした。
若手時代から共に素行の悪さが目立ち、所属クラブでは長く主力として活躍し続けることができなかった両選手だが、現在トルコリーグで15位に沈むチームを救うコンビとなることができるのだろうか。
By サッカーキング編集部
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