優勝し胴上げされるスコラーリ監督 [写真]=VCG/VCG via Getty Images
22日に行われた中国スーパーリーグ第28節で、ルイス・フェリペ・スコラーリ監督の率いる広州恒大が貴州智誠に勝利し、リーグ7連覇を達成した。大手メディア『ESPN』が伝えている。
今シーズンのリーグ戦はまだ2試合残っているが、広州はこの日の貴州智誠との一戦でも5得点を奪って圧勝。28試合を終え、20勝4分4敗の勝ち点「64」で首位に立ち、2位の上海上港と勝ち点9差に開いたため、広州の優勝が決定した。
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2011年以来優勝を成し遂げている広州は、これで7連覇。AFCチャンピオンズリーグでは準々決勝で上海上港に敗れ、姿を消したものの、リーグ戦では圧倒的な強さを見せつける結果となった。
元イタリア代表DFファビオ・カンナヴァーロ氏の後任として、2015年6月から指揮を執ったスコラーリ監督だが、今年11月30日で満了を迎える契約を更新しない意向をクラブ首脳陣に伝えたという。今後はヨーロッパやアジアで新天地を探すようで、母国ブラジル復帰は現時点では考えていないようだ。
広州の後任監督候補としては、ドルトムントを率いたトーマス・トゥヘル氏の名前も挙がっており、後任人事も注目されている。
同クラブには元FC東京のブラジル人FWムリキのほか、クルゼイロから移籍したブラジル代表FWリカルド・グラール、大宮アルディージャやFC東京でプレーした韓国代表DFキム・ヨングォンが在籍している。
By サッカーキング編集部
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