ピルロが現役引退を表明した [写真]=Corbis via Getty Images
ニューヨーク・シティFCの元イタリア代表MFアンドレア・ピルロが5日、自身のTwitterで現役引退を表明した。
NYシティは同日、年間チャンピオンを決めるMLS(メジャーリーグ・サッカー)カップのプレーオフ準決勝セカンドレグでコロンバス・クルーに2-0で勝利したものの、2試合合計では3-4で敗退となり、シーズン終了を迎えた。
今シーズン限りでNYシティ退団を明言していたピルロは、試合後に自身のTwitterにコメントを掲載し、現役引退を表明した。
「MLSでのラストマッチを終えた。NYシティでの時間も終えるため、少し言葉を残したい。この素晴らしい街で、優しさとサポートを示してくれたみんなに感謝したい。素晴らしいサポーターや、コーチングスタッフの方々、裏方の人たち、そしてチームメイトにありがとうと言いたい。NYでの冒険だけではなく、サッカー選手としての旅も終わりを迎えた」
「だからこそ、この機会に、常にサポートと愛情をくれた家族や子どもたち、プレーする名誉を与えてくれた全てのチーム、一緒にプレーすることに喜びを感じていた全てのチームメイト、僕のキャリアを素晴らしいものにしてくれた人々、そしていつもサポートしてくれた世界中のファンに感謝したい。今後も君たちは僕の味方であり、僕の心の中にいるよ」
— Andrea Pirlo (@Pirlo_official) November 6, 2017
現在38歳のピルロは、1995年に地元ブレシアでプロデビューを飾り、その後、インテル、レッジーナなどでプレーし、2001年にミランへ移籍。当時チームを率いていたカルロ・アンチェロッティ監督の下、2002-03シーズンにチャンピオンズリーグを制覇。翌03-04シーズンにはセリエA優勝も経験した。
2011年夏にユヴェントスへ移籍すると、初年度からチームのセリエA優勝に大きく貢献。4年間で4連覇を達成したチームの中心選手として君臨し続けた。2015年夏にNYシティへ移籍し、3シーズンで62試合出場1ゴールをマークした。また、イタリア代表としては通算116試合に出場し、13ゴールを記録。2006年にドイツ・ワールドカップ優勝も果たした。
By サッカーキング編集部
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