ゴールデンフット賞に輝いたカシージャス [写真]=NurPhoto via Getty Images
7日、ポルトに所属する元スペイン代表GKイケル・カシージャスが2017年のゴールデンフット賞を受賞した。同選手はモナコで行われた授賞式に出席し、自身のキャリアや今後のプランについて語った。7日付のスペイン紙『アス』が伝えている。
ゴールデンフット賞はメディア関係者やファンの投票によって選ばれた29歳以上の現役サッカー選手に贈られる賞で、昨年はユヴェントスのイタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンが受賞している。
受賞にあたってカシージャスは「自分にたくさんの喜びを経験させてくれたフットボールには感謝している。悲しいことも多かったけれど、幸せだった瞬間を思い出すことのほうがこれからも多いだろうね」と自身のこれまでのキャリアを振り返った。
今まで一緒にプレーした中でのベストプレイヤーについて尋ねられると、カシージャスは「ボールを持っている時の姿が美しかった」として、現在はレアル・マドリードを率いるジネディーヌ・ジダン監督の名を挙げた。さらに、バルセロナのスペイン代表MFアンドレス・イニエスタにも言及。「スペインが国際大会でタイトルを取っていた頃の象徴的な存在」と語り、両者を称えた。
ポルト退団の可能性も報じられるなど、去就に注目が集まっているカシージャス。気になる今後については「毎日グローブを置く瞬間に近づいている。でも、サッカー界には必ず残りたいと思っている」とコメントした。選手としてのキャリアは終わりを迎えつつあるが、引退後も何らかの形でサッカーとの繋がりを維持したいと考えているようだ。
(記事/Footmedia)
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