最優秀監督に選ばれた浦和の堀監督(左)となでしこジャパンの高倉監督(右) [写真]=Getty Images
AFC(アジアサッカー連盟)は29日、タイのバンコクで年間表彰式「AFCアニュアルアウォーズ2017」を開催し、各賞を発表した。
監督賞は男女とも日本が独占した。男子は浦和レッズをAFCチャンピオンズリーグ(ACL)優勝に導いた堀孝史監督が受賞。2011年に元なでしこジャパン監督の佐々木則夫氏が受賞して以来、6年ぶりとなる日本人の受賞となった。その他の候補には、石井正忠監督(前鹿島アントラーズ、現大宮アルディージャ)と前オーストラリア代表監督のアンジェ・ポステコグルー氏が選ばれていた。
AFC Coach of the Year: Takafumi Hori#AFCAwards2017 pic.twitter.com/VQBWOJmX1U
— AFC (@theafcdotcom) November 29, 2017
最優秀女子監督賞は、なでしこジャパンの高倉麻子監督が選ばれた。高倉監督は女子のアンダー世代などで指揮していた2012〜2015年に4年連続で受賞。昨年は東方足球隊(香港)で世界初の男子トップリーグ優勝を果たした女性指揮官のチャン・ユェンティン元監督にタイトルを譲っていたが、今年は2年ぶり最多5度目の受賞となった。
AFC Women's Coach of the Year: Asako Takakura#AFCAwards2017 pic.twitter.com/5oc65tfCNp
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男子最優秀選手賞は、オマル・ハルビン(シリア代表/アル・ヒラル)が受賞し、最優秀ユース選手賞は“韓国のメッシ”で知られるイ・スンウ(U-20韓国代表/ヴェローナ)が選ばれた。また、ドルトムントのMF香川真司が候補に入ったアジア国際年間最優秀選手賞は、トッテナムの韓国代表FWソン・フンミンが2年ぶり2度目の受賞を果たした。
一方、女子は最優秀選手にサマンサ・カー(オーストラリア女子代表)、最優秀ユース選手にスン・ヒャンシム(U-19北朝鮮女子代表)が選出された。最優秀選手候補の熊谷紗希(なでしこジャパン/リヨン)と、最優秀ユース選手候補の宮澤ひなた(U-19女子日本代表)は受賞を逃した。
発表された各賞は以下の通り。
■最優秀監督賞
堀孝史(浦和レッズ)
■最優秀女子監督賞
高倉麻子(なでしこジャパン)
■最優秀選手賞
オマル・ハルビン(シリア代表/アル・ヒラル)
■最優秀女子選手賞
サマンサ・カー(オーストラリア女子代表)
■アジア国際最優秀選手賞
ソン・フンミン(韓国代表/トッテナム)
■最優秀ユース選手賞
イ・スンウ(U-20韓国代表)
■最優秀女子ユース選手賞
スン・ヒャンシム(U-19北朝鮮女子代表)
■フットサル最優秀選手賞
アリアサガール・ハサンザデー(イラン)
■審判特別賞
バフティヤール・ナマゾフ(ウズベキスタン)
■ダイヤモンド・オブ・アジア(長らくサッカーに貢献した個人)
ユスフ・セルカル氏(元UAEサッカー協会会長)
■ドリーム・アジア(サッカーを通じて社会に貢献した協会)
日本サッカー協会
■AFC年間最優秀協会賞
▼インスパイリング部門
イランサッカー連盟
▼デベロッピング部門
ベトナムサッカー連盟
▼アスパイアリング部門
アフガニスタンサッカー連盟
■草の根サッカーに対するAFC会長賞
▼インスパイリング部門
中国サッカー協会
▼デベロッピング部門
シンガポールサッカー協会
▼アスパイアリング部門
ブータンサッカー連盟
By サッカーキング編集部
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