スター選手にみられる驚くべき共通点が話題になっている [写真]=Getty Images
サッカーをプレーするのは好きだが、観戦は苦手だという意外な”共通点”が多くのスター選手にみられているようだ。
取り上げられたのはレアル・マドリードのウェールズ代表MFギャレス・ベイルが、21日に行われたデポルティーボ戦後に残した何気ない一言だった。同選手はアメリカメディア『ESPN』とのインタビューで以下のようなコメントを残している。
「正直言って、あまりフットボールは見ない。白状するけど、時間があればゴルフを見るよ」
この事実は驚きをもって伝えられているが、このように「プレーするのは好きだが、観戦するのは好きでない」というスター選手は意外に多いという。その一人がバルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシだ。フットボール界の顔とも言える選手だが、目立つことを好まないメッシは、自身の人となりを表すような理由で、試合を見ないことを明かした。
「テレビではフットボールは一切見ない。(妻の)アントネージャが退屈するからね。(長男の)チアゴと一緒にアニメを見る方が楽しいよ」
また、パリ・サンジェルマンのブラジル代表FWネイマールも、メッシと一緒にプレーしていたバルセロナ時代に次のような告白を行っている。
「バルセロナのものでなければ、フットボールの試合は見たくない。レアル・マドリードの試合は見ないよ。他のチームの試合も見ようとは思わない」
さらに加えて、先日現役引退を正式に発表した元ブラジル代表FWのロナウジーニョ氏も、自身の性格を良く表したコメントを残した。
「フットボールを見るのは好きじゃない。プレーするのがいい。テレビの前に90分も居続けるのは耐えられない。好プレー特集しか見る気がしないね」
彼らのようなスター選手が繰り出す超絶プレーは、常人の理解や想像を超える範疇にある。しかし、こういった一般プレーヤーにもありがちな発言を聞くと、妙に親近感が沸いて来そうだ。
文=北村敦