移籍後初ゴールを含む2得点の活躍を見せた森岡亮太 [写真]= Photonews via Getty Images
ジュピラー・プロ・リーグ第28節が25日に行われ、MF森岡亮太が所属するアンデルレヒトがロイヤル・ムスクロンと対戦した。前節スタメンを外れた森岡は、この試合で2試合ぶりに先発メンバーへ名を連ねた。
試合が動いたのは26分。味方から送られたロングボールをウカシュ・テオドルチュクが落とすと、ピーター・ゲルケンスが体勢を崩しながらグラウンダーで中に折り返す。ペナルティエリア内に走り込んだ森岡が落ち着いてゴールへと流し込み、見事にアンデルレヒトへの移籍後初となる得点をマークした。
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森岡にとってこのゴールは、ワースラント・ヴェフェレン時代に記録した7得点と合わせて今シーズンのリーグ戦8ゴール目。2試合ぶりの先発出場となった試合で、指揮官の起用に応えてみせた。
前半アディショナルタイムには森岡がペナルティエリア内で相手選手に足を掛けられて倒され、PKを獲得。このチャンスをテオドルチュクがきっちりと活かしてリードを奪い、アンデルレヒトがリードを2点に広げた。
その後はテオドルチュクがさらに2得点を記録し、ハットトリックを達成。アンデルレヒトはこの時点で4点のリードとなったものの、ここからムスクロンも反撃に出る。70分、72分、84分にそれぞれ得点を挙げて1点差まで詰め寄り、試合の行方も一気に混沌としてくる。
そんな状況下で、森岡がまたしても決定的な仕事をやってのける。後半アディショナルタイム、前線に走り込んだ森岡を目がけてテオドルチュクから高いバウンドのパスが出ると、ペナルティエリア外に飛び出してきた相手GKがクリアミス。背後を取った森岡が追いつかれる前にボレーを放ってボールをゴールに収め、この試合での2点目を記録すると同時に、試合を決定づける貴重な追加点を挙げた。
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試合はそのまま終了し、粘りを見せたムスクロンを振り切って勝利を収めたアンデルレヒトが勝ち点3を積み上げている。森岡は先発フル出場を果たし、2ゴールに加えてPKも獲得する大活躍でシーズン総得点を9点とし、チームの白星にも大きく貢献している。
【スコア】
アンデルレヒト 5-3 ロイヤル・ムスクロン
【得点者】
1-0 26分 森岡亮太(アンデルレヒト)
2-0 45+2分 ウカシュ・テオドルチュク(アンデルレヒト)
3-0 57分 ウカシュ・テオドルチュク(アンデルレヒト)
4-0 61分 ウカシュ・テオドルチュク(アンデルレヒト)
4-1 70分 タイウォ・アウォニィ(ムスクロン)
4-2 72分 ベンジャミン・ファン・ダーメン(ムスクロン)
4-3 84分 テディ・メザゲ(ムスクロン)
5-3 90+2分 森岡亮太(アンデルレヒト)
By サッカーキング編集部
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