現在フェニックス・ライジングでプレーするドログバ [写真]=Getty Images
アメリカ3部にあたるUSLプロフェッショナルリーグ(USL)のフェニックス・ライジングFCで選手兼共同オーナーとして活躍する、元コートジボワール代表FWディディエ・ドログバが、今シーズン限りで現役を引退する考えがあることを明かした。フランステレビ『テレフット』のインタビューに答えている。
ドログバは3月11日に誕生日を迎え、40歳に。メジャーリーグサッカー(MLS)のモントリオール・インパクトでのプレーを経て、昨年4月に「この組織の役に立ち、ピッチの内外で彼らの助けになりたい」との考えからフェニックス・ライジングに加入していた。
インタビューで同選手は「僕にとって、プレーできることはいつだって最高の喜びだった。トップレベルでプレーし始めたのも遅かったしね」とコメント。自身のキャリアを振り返った。
「キャリアを通して、プレーすることをすごく楽しめたよ。そして今の選手兼オーナーという立場も楽しんでいる。今は若い選手が周りに大勢いて、彼らに僕の培ってきたノウハウを伝えていきたいと思う。でも今シーズンが最後になるだろう。もう40歳だ、時は来たと思っている」
ドログバはル・マンの下部組織出身で、1998年にトップチームデビュー。その後、ギャンガン、マルセイユでのプレーを経て、2004年にチェルシーに加入した。チェルシーでは4度のプレミアリーグ制覇を成し遂げたほか、2011-12シーズンのチャンピオンズリーグ決勝では得点を挙げ、優勝に大きく貢献。プレミアリーグでは254試合に出場して104ゴール、リーグ・アンでは80試合に出場して39ゴールと、ストライカーとして抜群の存在感を発揮してきた。コートジボワール代表としても105試合に出場して65得点を挙げ、母国の英雄として慕われてきたが、2014年8月に代表引退を発表していた。
By サッカーキング編集部
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