国際親善大会「中国カップ2018」の準決勝が22日に行われ、中国代表とウェールズ代表が対戦した。
ライアン・ギグス監督の初陣となったウェールズは開始2分、幸先良く先制に成功する。ゴールネットを揺らしたのはギャレス・ベイルだった。最終ラインの背後へ抜けたボールにいち早く反応すると、ドリブルでペナルティーエリアへ。左前方へボールを運びながらシュートコースを作り出し、左足で決めた。
続く21分には相手の最終ラインでボールを奪い、ベイルがペナルティーエリア内へ。相手GKとの1対1を難なく制し、左足で流し込んで2点目を奪った。ウェールズは38分と45分にも加点し、4-0で前半を終えた。
後半に入っても攻撃の手を緩めないウェールズは58分、最終ラインの背後へ抜け出したサム・ヴォークスが自身2得点目を決めて5-0とリードを広げた。そしてゴールラッシュの締めくくりは62分、最終ラインからのロングボール1本で背後を取ったベイルがペナルティーエリア左側に入り、左足シュートを右隅へ。ハットトリックを達成し、代表歴代得点記録を塗り替える記念の一撃となった。
試合は6-0で終了。ウェールズは26日に行われる決勝で、ウルグアイ代表とチェコ代表の勝者と対戦。中国は同日の3位決定戦に回ることとなった。
【スコア】
中国代表 0-6 ウェールズ代表
【得点者】
0-1 2分 ギャレス・ベイル(ウェールズ代表)
0-2 21分 ギャレス・ベイル(ウェールズ代表)
0-3 38分 サム・ヴォークス(ウェールズ代表)
0-4 45分 ハリー・ウィルソン(ウェールズ代表)
0-5 58分 サム・ヴォークス(ウェールズ代表)
0-6 62分 ギャレス・ベイル(ウェールズ代表)