後半ATに2ゴールを奪ったC・ロナウド [写真]=Soccrates Images/Getty Images
国際親善試合が23日に行われ、ポルトガル代表とエジプト代表が対戦した。
ポルトガルのクリスティアーノ・ロナウドとエジプトのモハメド・サラーの“両エース”に注目が集まる一戦。先に見せ場を作ったのはポルトガルだった。25分、エジプト代表GKアハメド・エル・シェナウィがDFのバックパスをキャッチし、ポルトガルに間接フリーキックが与えられる。しかし、キッカーのC・ロナウドが放ったシュートはエジプトDFに阻まれ得点ならず。
このままスコアレスで折り返した後半、エジプトが試合を動かす。左サイドでボールを持ったアブダラ・サイドが中央にマイナスのボールを折り返すと、エリア手前で待っていたサラーがダイレクトで狙う。シュートはゴール左隅に吸い込まれ、エジプトが先手を取った。
エジプトの勝利かと思われた試合終了間際、ポルトガルの“エース”が本領を発揮する。後半アディショナルタイム、左サイドのリカルド・クアレスマが右足でクロスを上げると、頭で合わせたのはC・ロナウド。強烈なヘディングシュートを押し込み、ポルトガルが土壇場で同点に追い付いた。
試合はこのままでは終わらなかった。エリア手前右サイドのフリーキックをクアレスマが蹴ると、再びC・ロナウドが頭で合わせる。狙いを澄ませたヘディングシュートがゴールネットを揺らし、ポルトガルが最後の最後で逆転に成功した。
試合は2-1でタイムアップ。C・ロナウドがアディショナルタイムに2得点を奪う活躍を見せ、ポルトガルがエジプトに逆転勝利を収めた。
【スコア】
ポルトガル代表 2-1 エジプト代表
【得点者】
0-1 56分 モハメド・サラー(エジプト)
1-1 90+2分 クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル)
2-1 90+4分 クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル)
By サッカーキング編集部
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