ICCのバルセロナ対トッテナム [写真]=Getty Images
インターナショナル・チャンピオンズカップ(ICC)2018が28日に行われ、バルセロナとトッテナムが対戦した。
プレシーズン初戦を迎えたバルセロナはGKにヤスパー・シレッセンを抜擢。また今夏獲得したブラジルの新星アルトゥールやインテルへのレンタルから復帰したラフィーニャが先発に名を連ねた。一方、トッテナムは、W杯で活躍した韓国代表のソン・フンミンやデンマーク代表のクリスティアン・エリクセンらがスタメン入りしている。
若手が顔を揃えたこの試合で最初に決定的なチャンスを迎えたのはバルセロナ。10分、左サイドからのボールに反応したデニス・スアレスがゴール中央から右足でシュートを放つ。しかし、これはゴールを大きく外れた。
15分、試合が動く。左サイドでセルジ・ロベルトがアーリークロスを挙げると、ファーサイドにいたラフィーニャが頭で折り返す。中にいたムニル・エル・ハダディがこれを押し込み、バルセロナが先制に成功した。
続いて26分、右サイドの深い位置からマイナスのクロスを受けたアルトゥールは、ペナルティエリア手前で右足一閃。強烈なシュートを左サイドネットに突き刺した。2-0でバルセロナがリードし前半を折り返す。
そして試合は終盤を迎え75分、トッテナムが反撃をみせる。バルセロナのゴール前で混戦になると、ソン・フンミンが詰めゴールを決めた。2分後には、またもソン・フンミンを起点にゴール前で混戦が生まれると、ジョルジュ・ケヴィン・エンクドゥが最後はゴールを決め、トッテナムが試合を振り出しに戻した。
その後は互いに攻め手を欠きこう着。試合はそのまま2-2のドロー。PK戦を迎え、PKは5-3でバルセロナが勝利した。
【得点者】
1-0 15分 ムニル・エル・ハダディ(バルセロナ)
2-0 26分 アルトゥール(バルセロナ)
2-1 73分 ソン・フンミン(トッテナム)
2-2 75分 ジョルジュ・ケヴィン・エンクドゥ(トッテナム)
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト