アジア大会に臨むソン・フンミン(写真は今年6月のもの) [写真]=Getty Images
韓国代表FWソン・フンミン(トッテナム)が、インドネシアのジャカルタで行われる第18回アジア競技大会へ向けて意気込みを語った。13日、イギリス紙『デイリーメール』が伝えている。
バーレーンとの初戦を15日に控え、ジャカルタへと到着したソン・フンミンは、2018 FIFAワールドカップ ロシアで韓国代表がドイツ代表を破ったように何が起きるかは分からないと語った。
「もちろん、僕たちの目標は金メダルだ。だが、決勝に行くまでには長い道のりがある。どうやって試合に臨むかが重要だ。アジアでの試合はどういったものになるかは知っている」
「僕たちはW杯でドイツに勝ったが、そんなことは誰も予想していなかった。そのようなことはこの大会でも起きる可能性がある。ここでは他のアジアのチームに僕たちが負けるかもしれない。毎試合毎試合に集中しなければいけないし、全力を尽くさなければ難しい結果になってしまうだろう」
韓国の成人男性には28歳までに21カ月間の兵役の義務がある。サッカー選手が特例で兵役免除されるためには、オリンピックで3位以上の成績を収めるか、アジア大会で優勝することなどが条件となっている。
現在26歳のソン・フンミンは、第18回アジア競技大会で優勝することが兵役免除に向けた最後の大会となる。同大会はFIFA(国際サッカー連盟)の公式大会ではなく、トッテナム側は代表招集に応じる義務はなかった。
しかし先月、2023年6月30日までソン・フンミンとの契約延長を発表したトッテナムにとっても、同選手の兵役問題は他人事ではなく、止むを得ず同大会への参加を認めている。なお、これにより同選手は、最多でプレミアリーグ4試合を欠場する可能性がある。
By サッカーキング編集部
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