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似ている? 過去話題になったサッカー選手の銅像・ろう人形まとめ

2018.11.08

過去話題になったサッカー選手の銅像・ろう人形 [写真]=Getty Images

 リヴァプールに所属するエジプト代表FWモハメド・サラーの銅像が「似ていない」と大きな話題になっている。

 昨季プレミアリーグで得点王に輝き、今夏、代表チームでは28年ぶりのワールドカップ出場を果たしたサラー。その功績を称え、4日に母国エジプトで同選手の銅像が制作・公開された。しかし、ゴールセレブレーションをモチーフにした銅像は頭部が体に比べて明らかに大きく、酷評の嵐に。しまいにはSNS上で大喜利がはじまった。

 サッカー選手の銅像といえば、昨年3月にポルトガルのマデイラ空港に設置された同国代表FWクリスティアーノ・ロナウドの銅像も「まったく似ていない」として話題になった。あまりの不人気ぶりに取り壊され、作者が1年かけて新たな銅像を作り直したほどだ。

クリスティアーノ・ロナウド

[写真]=Getty Images

 もっとも、サッカー選手をモチーフにした銅像やろう人形が物議をかもしたことは一度や二度ではない。過去を振り返れば、「似てる?似てない?」から、「制作意義はあるのか?」まで様々な論争が巻き起こった。そこで今回は、何かと話題になった(元)有名選手たちの銅像やろう人形をピックアップしてみた。

デイヴィッド・ベッカム(元イングランド代表)

デイヴィッド・ベッカム

[写真]=Getty Images

2012年、デイヴィッド・ベッカム氏とのコラボ下着の発売を記念して、アパレル大手メーカー『H&M』がメタリック像を制作した。全長約3メートルと巨大な像は、下着1枚だけの姿。ニューヨークやロサンゼルスなど各都市に設置され、女性たちを虜にした。

アラン・シアラー(元イングランド代表)

アラン・シアラー

[写真]=Getty Images

FW武藤嘉紀が所属するニューカッスルの本拠地セント・ジェーズム・パークには、クラブレジェンドで、プレミアリーグ最多得点記録を持つアラン・シアラー氏の銅像が設置されている。同クラブでラストゴールを挙げた際のパフォーマンスをモチーフに制作された。

アンドレス・イニエスタ(元スペイン代表)

アンドレス・イニエスタ

[写真]=Getty Images

スペインの首都マドリードのろう人形館に飾られているアンドレス・イニエスタのろう人形。2010年のワールドカップ優勝を記念して制作された。同じ人形館には、フェルナンド・トーレスのろう人形も飾られている。

ズラタン・イブラヒモヴィッチ(元スウェーデン代表)

ズラタン・イブラヒモヴィッチ

[写真]=Getty Images

フランスの首都パリにあるグレヴァン美術館で、2015年にお披露目されたズラタン・イブラヒモヴィッチのろう人形。「このろう人形は自分のピッチ上のように、すごく集中しているように見える」と、本人も大満足の出来栄えだった。

ジネディーヌ・ジダン(元フランス代表)

2012年、フランス・パリの近代美術館「ポンピドー・センター」前に展示されたジネディーヌ・ジダン氏の銅像。2006年のワールドカップ決勝でイタリア代表DFマルコ・マテラッツィに頭突きした場面をモチーフに、アルジェリア生まれの芸術家であるアデル・アブデセメド氏が制作した。しかし、フランスサッカー連盟は同大会を最後に引退したジダン氏のイメージにふさわしくないと抗議。後日、撤去された。

リオネル・メッシ(アルゼンチン代表)

リオネル・メッシ

[写真]=Getty Images

アルゼンチンの首都ブエノスアイレスに建てられた、リオネル・メッシの銅像。見た目は悪くないが、2016年には胴体が2つに折られ、2017年には足首を切断されるなど、心無いファンによって甚大な被害にあった。

ディエゴ・マラドーナ(元アルゼンチン代表)

インド東部コルカタで公開された、アルゼンチンのレジェンドであるディエゴ・マラドーナ氏の銅像。ワールドカップの優勝トロフィーを掲げる姿は様になっているが、やや太めの体型から、SNS上ではイギリスの歌手であるスーザン・ボイルさんらと比較する冗談が飛び交った。

ペレ(元ブラジル代表)

ペレ

[写真]=Getty Images

「サッカーの王様」とも呼ばれる元ブラジル代表FWペレの銅像。母国サントスの街中にあるペレ・ミュージアム内に設置されており、選手時代に着用した代表ユニフォームが見事に再現されている。

(記事/Footmedia

By Footmedia

「フットボール」と「メディア」ふたつの要素を併せ持つプロフェッショナル集団を目指し集まったグループ。

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