ヴェンゲル氏はフロント職を希望か [写真]=AMA/Getty Images
前アーセナル指揮官で現在フリーのアーセン・ヴェンゲル氏は、監督職での現場復帰は望んでいないようだ。イギリスメディア『スカイスポーツ』が27日付で報じている。
同メディアによると、ヴェンゲル氏は監督職よりもスポーツダイレクター(SD)や役員といったフロント職を希望しているという。同氏を巡っては、バイエルンの監督就任に関心を示していると伝えられていたが、同メディアはドイツからの情報として「接触は行われていない」と報じた。
現在69歳のヴェンゲル氏は、先月ドイツ紙『ビルト』に対して年明けから「再び仕事を始める準備ができている」と語っていた。この時は監督業再開に意欲を見せていたが、同時に「各協会や代表チームからの接触もある。日本に戻るかもしれない」「世界中から打診がある」とも明言。また、『スカイスポーツ』はパリ・サンジェルマンのSD就任が最有力と報じた。フロント職としてのオファーの存在が濃厚であるうえ、先日にはフルアムの監督就任オファーを断ったと報じられていることから、ヴェンゲル氏はフロント職での仕事再開の可能性が高いと見られる。
By サッカーキング編集部
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