受賞者を称賛したグリーズマン [写真]=Getty Images
アトレティコ・マドリードに所属するフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンが、2018年度バロンドール授賞式でコメントを残した。フランスメディア『レキップ』が3日に伝えている。
フランスのサッカー専門誌『フランス・フットボール』が主催する、その年最も活躍した選手へと送られるバロンドール。1956年に創設され、世界中のジャーナリストによる投票で、毎年その1年の最優秀選手が選出される。そして、2018年のバロンドールは、レアル・マドリードに所属するクロアチア代表MFルカ・モドリッチが受賞した。
グリーズマンはバロンドール3位。フランス代表としてW杯王者を勝ち取った他に、昨年のヨーロッパリーグ、スーパーカップでも優勝したが、初のバロンドール受賞とはならなかった。グリーズマンは式典のインタビューで次のように話している。
まず、バロンドール3位について「成功したシーズンだったか?まだまだだったか?」と問われると「まだまだとは思っていない。今シーズンをとても誇りに思っているよ。ヨーロッパリーグ、スーパーカップ、ワールドカップで優勝したからね。表彰台に立てなかったことについては少し残念だけど」
「『いつかバロンドールがほしいか?』というのは良い質問だ。僕がこれまでのようにしっかり仕事を続ければ、逆になぜ(バロンドールを)得られないと思う?僕は正しい道を歩んでいる。すでに2つの表彰台(ユーロ2016の得点王と最優秀選手賞)に立ったんだ。僕はこれからも努力を続けていくよ」
そして2018年のバロンドールを受賞したモドリッチについては次のように称賛した。
「ルカ・モドリッチはバロンドールにふさわしいよ。彼にとって偉大な年、素晴らしいシーズンだったと思う。チャンピオンズリーグで優勝し、クロアチアをワールドカップに導いたんだからね。彼はバロンドールに値する」
また、2位のクリスティアーノ・ロナウドについては「モドリッチと同じことだよ。彼はチャンピオンズリーグで優勝したし、僕にはどれくらいゴールを奪い続けるのか分からなかったよ。彼と(リオネル・)メッシはいまだモンスターのままだ。僕たちは努力し続けなければならないね」
By サッカーキング編集部
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