トルコリーグでプレーする選手たち [写真]=Getty Images
MF香川真司のベシクタシュ加入で、さらに大きな注目を集めているスュペル・リグ(トルコ1部)。同リーグでは、日本代表DF長友佑都以外にもサッカーファンなら馴染のある選手たちが数多くプレーしている。そこで今回は、トルコで活躍する名優たちをクラブ別に紹介する。
写真=Getty Images
■ベシクタシュ
リカルド・クアレスマ
生年月日:1983年9月26日(35歳)
国籍:ポルトガル
ポジション:MF
「ポルトガルの魔術師」として知られるテクニシャン。スピードこそ落ちたものの、相手を欺くトリッキーなプレーは今も健在で、地元ファンにも深く愛されている。卓越したドリブルスキルはもちろんのこと、右足のアウトサイドから放たれるクロスは一見の価値ありだ。
ガリー・メデル
生年月日:1987年8月3日(31歳)
国籍:チリ
ポジション:DF
強靭なフィジカルと溢れんばかりの闘争心を持ち味とするファイター。「ピットブル」の愛称で親しまれている。2017年まで在籍したインテルでは長友とチームメイトで、お互いがツイッターで「親友」と紹介するほど仲が良かった。香川とも良い関係を築いてくれそうだ。
ロリス・カリウス
生年月日:1993年6月22日(25歳)
国籍:ドイツ
ポジション:GK
昨夏、リヴァプールから2年間のレンタルでベシクタシュに加入。背番号1を託されると、9月のデビュー以降はレギュラーとして活躍している。ピッチ上ではいくつか凡ミスも犯したが、プライベートではドイツ人女優のソフィア・トラマさんとの交際をスタートさせるなど、トルコ生活を満喫しているようだ。
ドマゴイ・ヴィダ
生年月日:1989年4月29日(29歳)
国籍:クロアチア
ポジション:DF
ロシアW杯で準優勝を果たしたクロアチア代表の主軸センターバック。2018年1月の移籍市場でディナモ・キエフからベシクタシュに加入した。新天地でも闘争心あふれるプレーを披露し、今冬にはローマへの移籍話が浮上した。
アドリアーノ
生年月日:1984年10月26日(34歳)
国籍:ブラジル
ポジション:DF
かつてセビージャやバルセロナで活躍したブラジル人DF。ベシクタシュとの契約は今季いっぱいまでで、つい最近までヴィッセル神戸入りの噂があった。今後の去就も含めて注目したい選手の一人だ。
■イスタンブール・バシャクシェヒル
エマニュエル・アデバヨール
生年月日:1984年2月26日(34歳)
国籍:トーゴ
ポジション:FW
過去にアーセナルやレアル・マドリード、トッテナムなどトップクラブを渡り歩いてきた長身ストライカー。2017年1月からイスタンブール・バシャクシェヒルに在籍し、昨季はチーム最多のリーグ戦15ゴールを挙げた。34歳になった今も、トーゴ代表でキャプテンを務めている。
ガエル・クリシー
生年月日:1985年7月26日(33歳)
国籍:フランス
ポジション:DF
2010年の南アフリカワールドカップにも出場した元フランス代表の左サイドバック。2017年夏にマンチェスター・Cからフリートランスファーで加入した。アデバヨールとは、アーセナルでもチームメイト。今年1月にはトルコでの初ゴールを記録した。
アルダ・トゥラン
生年月日:1987年1月30日(32歳)
国籍:トルコ
ポジション:MF
昨年1月、バルセロナから2年半のレンタルで母国復帰を果たした。しかし5月には、審判への暴行と侮辱行為により、16試合の出場停止処分を受けることに。後に処分は軽減されたが、今季は10月末まで試合に出ることができなかった。
ロビーニョ
生年月日:1984年1月25日(35歳)
国籍:ブラジル
ポジション:FW
ブラジルが生んだ天才ドリブラーで、過去にはレアル・マドリードやミランでもプレー。昨年1月にスィヴァススポルに加入すると、今季は前半戦だけで8ゴールをマーク。再ブレイクを果たし、今冬の移籍市場でイスタンブール・バシャクシェヒルへとステップアップを果たすこととなった。
エムレ・ベロゾール
生年月日:1980年9月7日(38歳)
国籍:トルコ
ポジション:MF
20歳でガラタサライからインテルに引き抜かれ、ニューカッスルやアトレティコ・マドリードでも活躍したレフティー。2016年からイスタンブール・バシャクシェヒルに在籍し、38歳となった今もキャプテンとしてピッチに立っている。クラブに初のリーグ優勝をもたらすことが最大の目標だ。
■フェネルバフチェ
カルロス・カメニ
生年月日:1984年2月18日(34歳)
国籍:カメルーン
ポジション:GK
2000年に16歳ながらシドニーオリンピックに出場して金メダルを獲得。その後、リーガ・エスパニョーラで10年以上にわたってプレーし、抜群の反射神経で“バルサキラー”の異名をとった。中村俊輔(ジョビロ磐田)がエスパニョールに在籍した当時のチームメイトでもある。
マルティン・シュクルテル
生年月日:1984年12月15日(34歳)
国籍:スロバキア
ポジション:DF
2007年から2016年までリヴァプールに在籍したスロバキア代表センターバック。トルコ生活3年目を迎えた今季もDFリーダーとして活躍している。フェネルバフチェとの契約は今季限りで満了するが、クラブは2年間の延長オファーを提示したという。
ロベルト・ソルダード
生年月日:1985年5月27日(33歳)
国籍:スペイン
ポジション:FW
レアル・マドリード下部組織出身のストライカー。トッテナムで不発に終わったあと母国スペインに戻ってプレーしていたが、2017年夏にフェネルバフチェと契約を交わし、2度目の海外移籍を果たした。今年1月のブルサスポル戦では、華麗なオーバーヘッドキック弾を決めて話題を呼んだ。
■ガラタサライ
フェルナンド・ムスレラ
生年月日:1986年6月16日(32歳)
国籍:ウルグアイ
ポジション:GK
2010年の南アフリカから3大会連続でW杯出場を果たしているウルグアイ代表守護神。トルコ生活はすでに8年目を迎え、昨年11月にはガラタサライでの公式戦出場数が300試合に到達した。2016年にはトルコ紙『Milliyet』が主催するスポーツアワードで、年間最優秀サッカー選手に選出された。
■スィヴァススポル
ウーゴ・ヴィエイラ
生年月日:1988年7月25日(30歳)
国籍:ポルトガル
ポジション:FW
Jリーグファンにはお馴染みのストライカーだろう。昨年末まで在籍した横浜・Fマリノスでは、明治安田生命J1リーグで通算59試合に出場、23ゴールを記録した。日本残留も噂されたが、新天地に選んだのはトルコ。同選手にとっては、6カ国目の海外生活となる。
(記事/Footmedia)
By Footmedia