天津時代のパト [写真]=Getty Images
元ブラジル代表FWアレシャンドレ・パトが自身の公式SNSを更新し、所属していた天津天海(天津権健)との契約を解除して退団したことを発表した。
パトは「僕の中国での冒険は終わりを告げた。中国での2年間はハッピーな瞬間と新しい経験で満ちあふれたものだった。中国は僕を1人の男として成長させてくれたし、この素晴らしい国の文化や習慣というものを学ぶこともできたね。僕のフットボールへの愛をシェアできたこと、中国のサッカー界に貢献できたこと、自分のゴールによってクラブ史上初となるAFCチャンピオンズリーグに導いたり、多くの強い相手に勝つために戦ったりしてクラブに貢献できたことを誇りに思っている。クラブ、チームメイト、コーチ、クラブのために働く全ての人、そしていつも愛情を抱いてサポートしてくれたファンのみんな。中国での2年間で出会った全ての人に感謝しているよ」と綴っている。
1989年生まれで現在29歳のパトは、インテルナシオナウで2006年に衝撃的なデビューを果たし、翌2007年夏にミランへ移籍。2008-09シーズンにはセリエAで15ゴールを挙げる活躍を見せるなど将来を嘱望されていたが、その後は度重なる負傷に苦しめられ、2013年にコリンチャンスへ移籍しブラジルへ戻った。
その後サンパウロやチェルシーへのレンタル移籍を経験した後、2016年夏にビジャレアルへ完全移籍したが半年で2得点と期待外れに終わり、2017年1月に天津へ移籍した。中国では2年間でリーグ戦47試合に出場し、30得点を記録している。フリーとなった元“神童”はどこを新天地として選択するのだろうか。
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By サッカーキング編集部
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