辞任の意思を表明した中国代表のカンナバーロ監督 [写真]=Getty Images
中国代表を率いる元イタリア代表DFのファビオ・カンナバーロ監督が、代表指揮官から辞任する意思を表明した。自身の公式インスタグラムで発表している。
カンナバーロ氏は今年の3月15日に、広州恒大の指揮官との兼任という形で中国代表の監督に就任した。3月末の代表ウィークではチャイナカップでタイ代表とウズベキスタン代表と対戦したが、いずれも0-1で敗戦。最終的に、カンナバーロ氏はこの2試合のみで中国代表指揮官の座から降りることとなった。今後は広州恒大の監督業に専念することになるという。
カンナバーロ氏は辞任の理由について「2チームの監督を兼任したことで、私には家族と過ごす時間が無くなってしまった。今後は広州恒大で、中国の若手選手たちの成長に貢献したい」と述べている。
後任はマルチェロ・リッピ氏が最有力だと報じられている。同氏は2016年10月からAFCアジアカップUAE2019終了時まで同国代表の指揮を執っており、現在はアドバイザーとして代表チームをサポートしていた。
By サッカーキング編集部
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