13年ぶりにアンデルレヒトに復帰したコンパニ [写真]=Getty Images
アンデルレヒトで“選手兼監督”を務めるベルギー代表DFヴァンサン・コンパニが、試合日は選手としてプレーに集中することを決断したようだ。イギリスメディア『BBC』が22日に報じた。
33歳のコンパニは、昨シーズン限りでマンチェスター・Cを退団し、“選手兼監督”として古巣のアンデルレヒトに復帰した。しかしアンデルレヒトはジュピラー・プロ・リーグ第4節を終えて2分2敗の未勝利で13位に沈んでいる。ここ21年で最悪のスタートを切ったことから、コンパニはキャプテンとしてプレーに専念することを決めたようだ。試合日はヘッドコーチのサイモン・デイヴィス氏が指揮を執るという。
23日に行われる第5節のヘンク戦から変更するようで、デイヴィス氏は前日会見で「ヴィニー(コンパニの愛称)はキャプテンとしてプレーし、試合日は選手として集中することになる。ヴィニーがリーグのベストプレイヤーとしてピッチでチームを率いて、試合中に大きな変更が必要なときには、私が戦い方や選手変更といった部分の責任をとる」とコメントした。
45歳のデイヴィス氏はマンチェスター・Uの下部組織出身でイングランドやウェールズでプレーして2007年に現役を引退。2013年9月からマンチェスター・Cの下部組織でコーチや監督などを努め、2019年夏にコンパニとともにアンデルレヒトへ移籍した。
By サッカーキング編集部
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